劇団献身主宰の奥村徹也のブログ。愛想を振りまくtwitterと違い、1日平均アクセス数3の当ブログでは好きなこと、書きづらいことをたくさん書きます。右の猫がかわいい。
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コント公演稽古初日
2017年07月21日 (金) | 編集 |
奥村です。

本日より、コント公演の稽古が始まります。
劇団の本公演とはまた毛並みが違って、単純に「好きな奴らと好きなことをする」。そんな公演です。

だからこそ、面白い。
この公演だからできること、をパンパンに詰め込んでいきます。

ありがたいことに、今回が3回目です。
いつまでこんな時間を過ごせるんでしょうか。

先のことも、今回のことも、今日何をやるかさえ、まだ何も考えていませんが、とりあえず稽古場に行きます。


8月25-27日です。手帳に「バカ共がコントやる」と書き込んでおいてください。
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ゴジゲン番外終わり、これからのこと。
2017年07月11日 (火) | 編集 |
奥村です。

ゴジゲン「なんかすごいSF的なやつ」終わりました。

いつも通り、まとまらないもの感情や思考を、そのまま書きます。それがこのブログの、最近の役割なので。


今回、初日を迎えるまでとても不安でした。
僕は、役者をやっていたけど、自分の見栄えがどうとか役がおいしいかどうか、とかは全く興味がなくて、それは別になんでもよくて、まじでどうでもよくて、
だけど、絶対面白い作品じゃないと嫌なので、この作品が面白いのかどうか、わからず不安でした。

お客さんに観てもらえるまでは、作品の評価は決まらないので、この不安はいつものことなのですが。

でも、笑ってもらえて、楽しんでもらえたみたいで、よかったです。
自分は外から野次ばかり飛ばしていましたが、座組の人たちを大好きになれたので、楽しく野次も入れられました。

稽古場では自分は随分生意気なので、脚本にも演出にも口出しをしたりして、納得するまで粘ったりして、
相変わらずそういったところで大人にはなれなくて、
他の劇団でこんなことしてたら「ウザい」の一言で切られそうなところを、みんなで「じゃあどうしようか」と考えてくれて、それがやっぱり、良かったです。
これからも、そうやって作っていきたいです。


ゴジゲンの劇団員になりました。
ゴジゲンは僕が芝居を始めたばかりの、2008年に出会いました。
初めての出演は「たぶん犯人は父」
ゴジゲンもまだ、旗揚げしたばかりの頃で。
そこでいきなり主役に抜擢されて、なんか、あれは大変だった。


それから、9年、、

ゴジゲンはどんどん大きくなっていって
僕もそれに付いていって
でもやっぱり就職すると言って演劇辞めて、ゴジゲンも離れて、
ゴジゲンもみんなバラバラになって活動休止して
それでも3年の空白を経て、戻ってきて
本公演を2回やって、
それはみんなで作ったやつで、

なんか色々あって、

そろそろ関係ハッキリさせようかということで、
劇団員になりました。

今更、何も変わらない気もしますが、
それでも、嬉しいとか思ったりしてしまいます。頑張ろうと思ってしまう。
頑張ります。応援してください。

で、何回か聞かれたんですけど

劇団献身は続けます。
これはもう、続けます。自分にとって大切な場所です。

劇団献身では主宰・脚本・演出
ゴジゲンでは役者・演出助手

そんな感じで、分けて考えてます。

ゴジゲン、劇団献身、どちらも応援してほしいです。
なんか、いい感じに、どちらにも興味持ってもらえるように頑張ります。

いろんなことに手を出すと、「節操無い」と言われるんですが
頑張って頑張って結果を出せば「マルチだね」と手のひら返すことを僕は知っています。

8月 劇団献身コント公演
10月 ゴジゲン本公演 3都市ツアー
12月 劇団献身本公演

続きます。
一層、頑張っていきます。

随分普通のこと書いてしまいましたが、これからもよろしくお願いします。
ゴジゲン「なんかすごいSF的な奴」
2017年07月05日 (水) | 編集 |
奥村です。

明日から、ゴジゲンの舞台に出演します。
1ヶ月、頑張って稽古しました。

良い座組です。良いものができていると思います。

忙しくて、それに負けそうな自分がいて、なかなか思うように進まない時もありましたが、
ただただゴジゲン目次さんの人柄に引っ張られて、なんとか初日にこぎつけました。

今からもう一度台本読み直します。
ゴジゲン、始まるよ!!!
「幕張の憶測」後記
2017年05月24日 (水) | 編集 |
奥村です。
劇団献身第9回本公演「幕張の憶測」無事終演しました!
忘れないうちに、感想とか裏話とか、だらだら書きます。

今回は、あらすじにもある通り、初めてミステリーに挑戦しようと思いました。
緻密なミステリーではなく、偏差値30台の、強引な憶測としか言いようがない、あて推量だらけの推理もの。
推理ものに見せかけて、全然推理できない、フェイクミステリーコメディ。
謎を解くためにご都合主義で推理を進めていくとどんどん論理は破たんしていき、真実は一つも浮かび上がらず、ウソだらけの最終的な解答が完成した矢先、意外なほどシンプルで残酷な真実が突然現れるという、、
こういう風に書くと、結構面白そうだ。

で、そしてご来場いただいた方はわかると思いますが、これ、やめました。すみません。
緻密なプロットを作るのが大変だったり、いざプロット第1稿を作ってみたら映画「キサラギ」と酷似していたり、理由は色々とありましたが、それよりなにより、
「なんでこれ作ってるんだろう」と思ってしまいました。

劇団献身はこれまで「ナンセンスコメディ」と銘打って、作品を作ってきました。
それに対して、何か風穴を開けてやろうと思っていました。いつもとは違うものを。
焦っていたのもあります。
前のブログにも書いたんですが、進化が必要だと思ったんです。劇団として、個人として。
だけど、それは実態の伴わない幻想でしかなかったです。自分の作りたいもの、観たいもの、書きたいものとズレていました。

結局、あのまま作り続けても、借り物の、熱のこもらない余所行きの作品にしかならなかったと思います。
自分の劇団で、無理して格好をつけた余所行きの作品を作りかけて、やる意味もわからなくなり始めました。好きなことやる場所として劇団献身があるのに、そこで何を格好つけてるのかと。
進化はきっとしかるべきタイミングで勝手にするものだ! そう自分に言い聞かせました。

というわけで、原点に立ち返ってみました。
純粋に、ふざけ倒したコメディ。原点も原点。僕が大学時代に書いていたような、ワンシチュエーションのドタバタコメディ。

結果的に、大好きな作品になりました。
大学時代とはクオリティが段違いになっていたのも、なんだか時の流れを感じました。

右往左往したせいで、脚本はかなり遅くなりましたが、最高の座組に囲まれて、なんとか上演にこぎつけました。
優しく、臆さず、準備を続けてくれる役者のみんなに、本当に感謝をしています。

さらに、熱を込めるにあたり、自分の切実な部分を乗せました。
右往左往して、脚本が遅れ、その他さまざまな困難が降りかかり(OP映像撮影とGWが重なって、人ごみの中で撮影が進まなかったりそういうくそくだらねえ細かいことがたくさん)、やばいやばいと言いながら
膨大にやることがあるにも関わらず毎日6時間寝る自分。
確実に睡眠をとる自分。
それってどうなんだ、と思いました。
もっと頑張れよ、自分。と。
朝、頭を殴りながら、それでも起きられない自分。

自分は頑張れない。
徹夜できない。
明日までになんとかしなくてはいけなくても、一旦仮眠を取ってしまう。

そんなクソ弱い自分が嫌で嫌で、逃げ続けてる自分が嫌すぎて、
でも、だからこそ、ゴミクズみたいな人間の気持ちがリアルな部分でわかると思って、
物語の中心に「現実に向き合えない、戦えない人」を据えました。

あれは、僕自身です。
ゲームばかりして、現実から目を背ける。ウソにウソを重ねて身動き取れなくなる。ゲームをやめてしまったら辛くって仕方ないから、やめられない。
「こんなドクズを中心に据えて、本当に大丈夫か、、」という疑念もよぎりましたが、思いがけず「共感した」という声もたくさん聞こえてきて「ああ、みんなクズな部分があるんだな」と少しだけ安心したりもしました。
ラスト、困難に立ち向かうべき、戦いに行くべき状況を全て整えて、そこで落ち着いて考えてみて、僕だったら絶対戦わないな!という結論に至り、ゲームのなかで戦うという、クズの最高到達点に到着しました。

まあ、とにかくそんな感じで、
そういうの作ろう!と決めてからは
「自分のクズな部分」と「最後はストリートファイターⅡ」で戦う、という訳の分からない2つの羅針盤を軸に、物語を組み立てました。
なんとかかんとか、みんなで作りながら、書き進めました。
そして、ほぼほぼ脱稿して、稽古残り3日の時点で120分を超えてしまったときは絶望しました。
なんとなく、この作品は100分で見せたかった。間違いなく100分のサイズ感の物語でした。

結果として、沢山の不要なギャグをボツにしました。辛い作業でした。
自分の中の何割かは、くだらないギャグをやるために演劇やってるような気さえしてるのに、それを削る。。
・野上が倉田をだますために、富田になりすますシーン。
あそこは、本当は「人見知りの坂本」というキャラもいて、本当に七変化なシーンだったのですが、泣く泣くカットしました。今思っても、間違いなく不要ではありました。
・金田が奥二重になるシーン。
村瀬に追いつめられて、「目出し帽被っているがわかりやすく一重である」と言われ、瞼を引っ張って奥二重にする。しかし、怪しまれうちわで扇がれて、瞬きして戻る。そして殴られる。これもまた、間違いなく不要ではありました。

あとはたとえば、暴走族役の人たちが華奢で、バイトの面接を受けにきた宇野だけムキムキだったら面白いなと思って、宇野役の渋谷くんに1カ月の肉体改造を強いたにも関わらず、その下りをカットしたりしました。結果として、痩せてまあまあいい体になった渋谷君が、特にイジられることもなく、舞台で立ち続けるということになりました。

ただ、アフタートークで沢山のボツシーンを上演し、供養できたので、よかったです。ウケました。
今後もボツシーンは必ず供養したいです。
ちなみに渋谷君のは、忘れてて供養できませんでした。ごめんね。

とりとめのない文章ですが、今の感情をここに閉じ込めておきたいだけなので、このまま書きます。

ストⅡの映像は、出演者の古賀と一緒に、劇場入りしてから何度も撮り直しました。
ベガがピヨって、最後昇竜拳で倒すところで、僕の勝負弱さが露見し、うまく出せない。昇竜拳が出せない。弱パンチしか出ない。みたいなことがたくさんあって苦労しました。
だけど、なんとかできてよかった。

今回、演出面で初めてやりたいことが全部出来た気がします。
稽古中がとにかく不幸の連続だったので、劇場に入ってから揺り戻しが来た感はありました。劇場でトラブルがいつもより格段に少なかった。
何より、少しずつ、スタッフ含めた劇団献身の座組が強くなってきている気がする。

全14ステージ。
今回、僕はほぼ出ずっぱりだったのですが、むちゃくちゃ疲れました。
役者ってすごいなって素直に思いました。献身に出てくれる人たちはこんなにハードなことを、いつもやっているのか。
いや、すごいよ。頭おかしいわ。

劇団としての動員もかなり伸びて、一人でやっていたころに比べ、ここでもチームの強さを感じています。
12月は駅前劇場で本公演。
旗揚げしてからずっと審査に出してて、3、4回くらい落ちて、やっとたどり着きました。
3年でたどり着かなかったら辞めようと思っていたのですが、3年3カ月でたどり着きました。自分に甘いクズ野郎代表として、この3カ月はロスタイム扱いにして、演劇をもう少し続けようかと思います。

次は、もう少し人間を描いた、苦しい話になります。でも、コメディです。
「悪いやつ~」とか「遺言ビッチ」みたいな訳の分からないやつも久しぶりにやりたい(今回で言う、冒頭の10分のシーンみたいなのが100分くらい続くやつ)ので、来年あたりできたらいいなと思ってます。

8月にはコントもやります。
これは絶対楽しいので、遊びに来てください。
遊びに行く、というのがぴったりな、ただただ楽しい公演です。

そんなところですかね。
今回もたくさん業を背負いました。感謝しても、頭を下げても、全然足りない。早くみんなにお返しできる人間になりたい。
ありがとうございました。

7月には、木村と一緒にゴジゲンに出ます。
ゴジゲンは絶対面白いので、こちらもよかったら。

一気に書いたので、まとまらないんですけど、
他に書きたいこともある気がするんですけど、
また出て来たら書きます。

もっともっとすごいやつやりたい。
俺より強い奴に会いに行く、なんてそんな格好いいことは言えないけど、
クズなりに、みんなに助けられながら、なんとかもうちょっと、すげえやつ作るために頑張りたい。です。

以上です。
ありがとうございました。
明日はチケット発売日。
2017年03月24日 (金) | 編集 |
奥村です。

あまりにも時の流れが早すぎて少し引いているが
「女の壁/憧れの雪国」が終演して、早1か月半が経った。
ええ、、早い。。
嘘だと思って自分の手帳を見直したり、カレンダーを確認したりしたが、
たしかに1カ月半ほど経っていた。

僕の感覚では、18日くらいしか経っていないことになっているから、ゴリゴリに引いた。
だけど、僕がこの事実に対して本当に引いていたのか、引いていないのか、それはどうでもいいことだった(村上春樹風に書いてみた)

たしかに言われてみれば、僕の周りでは

新しい仕事を始めたり、
大学を卒業していたり、
自分で企画した公演をやっていたり、
映画を撮っていたり。

慌ただしく冬の最後をやり過ごして、どいつもこいつも春の陽気を迎えに行った(これは誰風なのだろうか、、)

僕は一体何をしていたのだろう。

それなりに色々とあった気がする。
嬉しいことも悲しいこともあった気がする。
それでも、なにか自分のテンションと、感覚と、季節の巡りが一致しなくて妙な感覚だ。

もうすぐ稽古が始まる。
新作「幕張の憶測」の稽古が始まる。

演劇を作るのは大変だけど、取り組む1カ月半くらいは、日々の密度がぎゅっと上がって、その感覚は結構好きだ。
ここでようやく春に追いつける気がする。
そして、春だけじゃなくて、とんでもない密度で、初夏まで捕まえられそうな気がする(だから誰風なのだろうか)。

もちろん不安はある。

稽古が始まる前は、やっぱり逃げ出したくなって、
布団の中で頭を抱えて、
どうしようどうしようって
いざ始まってみたら意外と大丈夫、
なんてことは全然なくて、
やっぱり逃げ出したくなって、
何回かは逃げ出したりもして、
寝て寝て眠れなくて、
今が朝の5時なのか夕方5時なのかわからなくなって、
それでも頑張って頑張って
そこに見える仄暗い
微かな光だけをあたしは
信じたいの(メンヘラ風に書いてみたら、途中で性別変わってしまった)


というわけで明日はチケット発売日だ。
まだ、完成もしていないものに対して予約するなんて変だね。
でも、面白いやつやるから大丈夫。
6万枚、予約してください。

アフターコントもやる。
毎回、業界の偉い人たちから「あれはやめた方がいい」と言われるが、やる。
もはや自分でも何故やっているのか、わからないのだから。


新しいものができる気がするし、
結局地続きなのだから革新的に新しく面白いものなんてできないこともわかっている。

尖った気持ちと
現時点の全部をぶつけて、
いいものを作りたい。

はい。
がんばろ。

というわけでみんなよろしくー!!
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