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劇団献身主宰の奥村徹也のブログ。愛想を振りまくtwitterと違い、1日平均アクセス数3の当ブログでは好きなこと、書きづらいことをたくさん書きます。右の猫がかわいい。
脚本の書き方
2019年08月27日 (火) | 編集 |
今日は雲水に向けて、午前中に赤坂で劇場下見。
昼からはサウナと脚本書き。
夜は加瀬さんが出ているSUGARBOYSを観て来た。これも赤坂だ。
ずっと赤坂にいた。

劇場の雰囲気が掴めたし、サウナは最高だった。
雲水はようやく一場の流れとダイアローグが明確になった。
SUGARBOYSは、大好きな劇だった。

この一ヶ月ほど、やたらと舞台や映画を観た。
といっても、数にしたら大したことはない。世の観劇おじさんはすごいな、と改めて感じた。

タイトルの通り、脚本の書き方について。
書く時はいつも「今までどうやって書いてたんだっけ」と途方に暮れていた。
PCの画面は真っ白で、何かくだらない下ネタを書いたりして、それは何にも昇華されず消えていく。
やがて焦燥から、現実を直視できなくなり、ネットサーフィンを始める。
そんな感じで、いつも煮詰まっていた。
が、最近はなんとなく書き方が固まってきた。

PCは使わない。
ただひたすらに、真っ白なA4用紙に樹形図を書き込んでいく。
物語の流れ、アイディア、小ネタ、なんでもかんでも書きまくる。
台本を書く前に、これを20〜30枚くらい書く。
もう、あとはセリフを書くだけ、という状態になるまで徹底的に物語の流れを作る。
そこまでやってようやく、PCと向かい合う。
その頃には登場人物の思考回路なども理解できるようになっており、その場ですべきことも全て明確で、迷いなく書くことができる。

アナログだし、時間がかかる。
しかも、セリフに起こす段になっても、簡単ではない。
伏線とかも、このタイミングで張り巡らすことが多い。大変だ。

けど、これが今のところの、自分の書き方だ。
自分がこんなにも考え込んでからじゃないと書けない人間だとは思わなかった。
プロットや構成なんてなくても、フィーリングで一本書けると、昔は思っていた。驕っていた。

ブログはスイスイ書けていいなぁ。

ブログ書いたり、ネットサーフィンしたり、散漫になりつつも、1日机に向かえた。乗って来たような気もする。
またパソコンを閉じて、白紙に書き込むのだ。
雲水行脚とヨーロッパ企画
2019年08月25日 (日) | 編集 |
昨日は、雲水行脚に行った。
少しだけ壇上で次回公演について話したりした。

が、それも10分程度だ。
基本的には、”待ち”の時間だった。
雲水の3人は人気者で、イベントが終わってから1時間以上撮影会に追われていた。
僕は何にも追われず、楽屋で弁当を食べていた。
イベントではコントもやっていて、ぜひ自分の書いたものもやってほしいなと思った。

昼夜逆転の生活を直せそうだったけど、21時に寝たら24時に起きてしまった。
そのまま朝まで起きていた。

そして、6時に寝て12時に起きた。
むちゃくちゃ楽しみにしていたヨーロッパ企画東京公演千秋楽を観に行った。

今回は途中休憩ありだったけど、個人的には第1幕が好きすぎた。
ヨーロッパ企画がすごいのは、笑いのセンスや劇団員それぞれのズバ抜けた魅力、巧みな構成とかがきっと挙げられると思う。
けど、僕が一番すごいと思うのは、群像劇を作る上で必須だと思われていた(もしくは勝手に自分が思い込んでいた)”登場人物それぞれにドラマを持たせないといけない”という部分を取っ払ってしまったことだ。

もしかしたら、それぞれにドラマがあるのかもしれないけど、それはあまり関係ない。
とにかく物語全体で強い企画性を打ち出していて、それに振り回される人々の、その瞬間を描き続ける。

強い。強いぞ。
なんだか、ストロングスタイルだ。
めちゃくちゃ憧れる。

11月の雲水は、もうこれの影響を受けざるを得ない。


そして、明日からおそらく怒涛の2週間半となる。
崖っぷちに追い詰められている。
コツコツ、足を止めずに頑張ろう。

今日も夕方に寝てしまったので、夜寝るのは難しそうだ。
8月23日。ガガという団体。
2019年08月24日 (土) | 編集 |
6時に寝て12時に起きた。

今日は、早稲田と三鷹でお芝居を観た。
どっちも2時間越えで、疲れた。

1本目は、コント公演で3回も一緒にやった広井が仲間たちと立ち上げた”ガガ”という団体の旗揚げ公演。
見知った顔が沢山いて、楽しかった。
あんまり客席からの笑い声がなくて、芝居のテイスト的には前半もう少しウケがあるとやりやすいだろうなぁとは思った。

きっと自分だったら、もっとわかりやすい鉄板の笑いを早めにいくつか入れて、「笑っていいんだよ」と客席にメッセージを送ると思う。
そのために、”笑い”の中心に広井を持ってくると思う。
それをやらなかったのは、でも、逆によかった。攻めてるなぁ、と思ったし、役者一人一人への信頼と愛があった。

いろんな人がいろんなところから集まるから、当然芝居のやり方もバラバラで、
そのバラバラさは、笑いと相性が悪い。
脚本家、演出家の欲しいところを、ものすごく絶妙なところで、理解できないことも多々あるだろう。
旗揚げ公演の難しいところだ。自分の時もそうだった。

でも、これからきっと、ガガのやりたいことを体現できる人たちが集まってくると思う。
ワンピースみたいに仲間が集まる。
そうすると、作品もどんどん良くなっていく。
劇団の、面白いところだ。そしてきっと、その頃が一番楽しい。
これから一番楽しい時期に差し掛かって行くだろう。羨ましい限りだ。

物語も、シアターコクーンとかでやりそうな、壮大な感じだった。大人計画感もあった。
でももちろん、超低予算でしかできないから、そのなかでなんとかするしかない。
ちゃんとしたスタッフワークでやったら面白いだろうなぁ、と思われたら負けだ。
何もないのを逆手に取った演出、アイディアで、この小さい劇場でやるからこその面白さを、最初は目指す必要があると思う。
無数の制約の中でどうすればいいのかを考えるのは、楽しいことだ。
だから、きっとこれからしばらくは、楽しいことばかりだろう。
来年もやるらしいから、観に行きたいなって思う。

たまたま、またも松尾くんと同じ回だった。
明日、モノローグ演劇祭で5分程度の一人芝居をやるらしい。
ちょうど夜まで時間が空いたので、戸山公園で稽古をした。
松尾くんはきっと嫌だったろうけど、無責任に口出しするのは楽しかった。
最終的にはパソコンを取り出して、脚本にまで手を加えてしまった。
松尾くんは絶対に嫌だったろうけど、楽しかった。

三鷹で観た芝居も面白かった。

三鷹の劇場から駅までは15分くらい歩く。
バスもあるけど、絶対に歩く。
グーグルマップが示す最短距離よりも少しだけ遠回りして、1本外れた路地を歩くと、静かでとてもいい感じなのだ。

LEDの街灯は光が強く、以前ほどの寂寞さはなくなってしまったけれど。

風が涼しく、夏の終わりを感じた。

5G演劇について考える。
2019年08月22日 (木) | 編集 |
昼夜逆転の生活をしていたが、今日は久しぶりに昼間、外出した。

目黒シネマで「グレイテスト・ショーマン」と「ボヘミアン・ラプソディー」の2本立てを観たのである。
普段なら寝ている時間のため、眠ってしまわないか心配だったが、どちらも大変に賑やかな映画だったので、問題なかった。

その後、気になっていたもつ焼き屋で一杯だけ飲んだ。串焼きがとても美味しかったが、もつ焼きを頼むのを忘れた。

映画館に行く前には洗濯もした。
脚本を書いていないと言うこと以外は、なかなか良い休日だ。


タイトルの通り、5G演劇について考える。
5Gがやってくる。10年単位で変わってきたこの世界が、2020年代にまた変わりそうだ。

1G 80年代 携帯電話
2G 90年代 メール
3G 00年代 i-mode
4G 10年代 スマホ
5G 20年代 大容量通信時代

ということらしい。
たしかに世界は、この”Generation”が更新されるたびに、その形を変えてきたように思う。
しかしまぁ、ここで偉そうに語るつもりはない。浅い知識がバレるだけだ。

ふと、「演劇はどうなるんだろうなぁ」と思った。
変わる気がする。でも、変わらない気もする。
Gが更新されて、稽古の進め方や宣伝の仕方には、何度も大きな更新があったように思う。
けども舞台上で何かが行われて、観客はそれを観るために劇場に足を運ぶ、という大前提は変わっていない。

ちょろちょろと配信とかされているけど、あんなの流行るわけがない。
便利かもしれないが、圧倒的に面白くないからだ。

それでも5Gになったらわからない。
本も映画も音楽も、絶対に変わらないと思っていたけれど、その形をそれぞれ大きく変えざるを得なかったのだから。

本も映画も音楽も、店に行かず、自宅でもどこでも楽しめるようになった。店に行く必要がなくなった。そこに大きなポイントがある。

劇場に行く必要がなくなる、という革命は、起きるだろうか。

超精密、超低遅延な、生配信のVRくらいしか思いつかない。
劇場に行かずとも劇場と同じくらいの興奮が味わえるようになれば、、
これくらいならきっと実現されるだろう。そんな先の話ではないと思う。
地方の人たちは、東京に行く労力を考えれば、それで満足できそうな気もする。

デジタルを極めた今の世の中において、劇場やライブ会場に実際に行く、という行為に対しての価値自体は上がっている。
プロ野球だって、動員は増えているし。。
だから、よっぽどの革命が起きない限り、演劇はやっぱり変わらないんだろうけど。

どうなるんだろうなぁ。
劇場にはお客さんが全然いないのに、劇団自体は健全に運営できるということもあるかもしれない。
劇場を使わず、稽古場で上演するけど、VRを通した先では、しっかりとした美術が立って見えるかもしれない。

自分が考えるべきことではないけど、少し気になったから書いてみた。
なんだかんだ、いくらGを重ねても、演劇は変わらない気もする。
そして、Gを重ねれば重ねるほど、異様な存在になって行く気もする。国や企業がその時、演劇を大切にしてくれたらいいな。

今日はよく眠れそう。
撤去にて、思うことなど。
2019年08月21日 (水) | 編集 |
6時に寝て12時に起きた。
その後、劇団作業を1時間して、下北沢へ。
アガリスクを観てきた。

ミッドウェー海戦における大本営発表を題材にしたシチュエーションコメディだった。
面白かったし、ちょっと歴史の勉強をしているつもりにもなれるというお得さもあった。

自分もワンシチュエーションコメディをよく書くけど、人様のためになるような教養もないし、取材して書くということもしないので、献身の芝居は観てもタメにならないと思う。

最近献身の演出助手をやってくれている松尾くんも観にきてて、一緒にゲリラ豪雨に襲われた。

メシ食って、自転車を取りに行ったら、撤去されていた。
爆発しそうだった。
もう5年近く、下北沢に来るたびに停めていた場所だ。ずっと大丈夫だったのに。
ここも撤去対象になってしまったのか。

サウナに行こうと思っていたのに、自転車が保管してある梅ヶ丘に向かうことに。
サウナに行こうと思っていた3000円で、引き取った。

たかが3000円、それでも爪に火をともす思いで脚本を書き、稼いだ3000円だ。なぜ、見ず知らずの保管所のおじさんに払わなければならない。
間違っているのは自分だとわかりつつ、憮然とした表情を隠すことができなかった。

自転車での帰り道、東京ポッド許可局を聴きながら、少し考えた。
自分は、絶対に”撤去自転車保管所のおじさん”にはなりたくない。
引き取りに来る人の、そのほとんどが憮然とした表情だろう。最低の態度で引き取りに来るだろう。苛立ちをぶつけられるかもしれない。保管所のおじさんだって、別に撤去がしたくてしたくてたまらないわけではないだろうに、理不尽な怒りをぶつけられ続けるのだ。きっと、週5で。

と考えると、大変な仕事をしてるんだな。
だとすれば憮然とした表情をしてしまったのは申し訳なかったし、大多数と変わらない、つまらぬ一手だった。
めちゃくちゃ高いテンションで「ちぃーす!! 自転車、撤去されちった☆ 引き取らせてほしいぽよ〜♪」くらい言ってもよかったな。
そうすればきっと、心がクサクサしちまってる保管所のおじさんにとっても一服の清涼剤になっただろう。「若者、おもしれぇじゃねぇか! ほぅら、持ってけ!!」なんつったりして気を良くして、自転車をタダで返してくれたかもしれない。そうでなくても、ますます撤去に励むかもしれない。それはダメか。とにかく、少し日本が良くなるチャンスを逃してしまった。

反省しつつ、帰宅。
睡魔に襲われて、少し寝た。
そして起きて、ジョナサンへ。脚本を少し書いた。そして今、休憩がてらブログを書いている。

あまり知られていないが、ジョナサンにはWi-Fiが飛んでいる。
まぁ、浸透しないのも無理はない。
このWi-Fiが、ゲロほど遅いのだ。
今だって、深夜で店内に客はほとんどいないのに、ライン1つ送るのだって時間がかかる。
ネットサーフィンなんぞしようものなら、”待ち”の時間が9割になるだろう。

デニーズはまぁまぁ早い。ルノアールはもっと早い。
外で書くことがほとんどだから、店のネット事情にも詳しいのだ。

でもまぁ、ついついネットサーフィンしてしまう、みたいなことにならない分、ジョナサンは捗る。深夜はスマホも家に置いていく。自分は軽いスマホ中毒のバカで、野球のまとめサイトばかり見てしまうからだ。

そんな感じの1日だった。
まだやるが。
夜は、長い。